(1)ランドバンク事業

 「ランドバンク事業」では、空き家・空き地、狭あい道路等を一体の問題として捉え、その不動産を動かす際に所有者等ステークホルダーから協力を得て問題を解決することで、暮らしやすい環境に整えていきます。具体的には、空き家に関する相談を受け、解体や前面道路の拡幅が可能か検討したり、再利用可能な空き家は改修等を行い会員業者の協力を得て売却を促します。小規模ながらそれらを連鎖させ再編し、住みよい住環境に整備していきます(小規模連鎖型区画再編事業)。
 当法人では、不動産取引を宅建業者、道路築造から解体工事までを建設業者、リフォームは建築士、登記問題は司法書士、境界問題は土地家屋調査士、相続問題は行政書士というように、専門家が団結し知識と経験を活かして問題解決に取り組みます。

専門家の知識と経験を活かし、問題の解決をサポート!

  • 権利関係を整理(未登記、相続登記等)
  • 放置された荒廃・危険家屋の解体支援
  • 狭あい道路の解消(提案や交渉)
  • 狭小・無接道宅地を再編し、再活用(車社会や除雪に適応した地域に)
<事業イメージ>
B宅空き家(危険家屋)の所有者より相談を受け、建物を解体、更地に。
B宅空き家を解体後、A・C隣家に低価格売却。解体費は売却益と相殺。前面道路を拡幅。将来的には狭あい道路が解消され、地域のイメージアップ、若者世代・子育て世代の取り込みが期待。